たばこをやめた話⓵
私は約20年間たばこを吸っていました。
多い日になると1日で3箱が空になりました。
ひと箱が20本入りですから、1日60本という計算になります。
体調に問題は特にありませんでした。
今はもう1本も吸っていません。
当時は、新幹線や飛行機の機内でもたばこが吸えました。
喫茶店はもちろん、どこの飲食店でもテーブルに灰皿が置いてありました。
自動販売機でだれでもたばこは買えました。
私も歩きながらたばこを吸ったり、車の運転中でも、赤信号で止まるたびにたばこに火を付けていました。
つまりはかなりのヘビースモーカーだったわけです。
「たばこをやめよう」
そう思ったのは今から15年ほど前のことです。。
そのころの私には、ある叶えたい望みがありました。
「叶えたい夢や望みがある人は、好きなものをやめると叶う」
と他人から言われたのを、私は信じたのです。
私の好きなもの
それはたばこでした。
しかし、私にとって禁煙は簡単ではありませんでした。
たばこがやめられなくなるのは、「ニコチン中毒」になるからです。
一定時間たばこを吸わないと身体がたばこを欲しがります。
それは本当に苦しいのです。
昔、山奥の温泉に泊まりに行って、夜中にたばこを切らしてしまい、往復2時間かけて麓の自動販売機までたばこを買いに行ったこともあります。
映画館で2時間の映画を見る時も、途中たばこを吸わないと終わりまで鑑賞できませんでした。
そんな私が、どうやってたばこをやめることができたか。
まず最初に、周囲の人に「たばこをやめる」宣言をしました。
そうすれば、その人たちの監視の目が光り、容易にたばこを口にできなくなると思ったからです。
しかし私はすぐにその人たちから隠れてたばこを吸ってしまい、禁煙はもろくも失敗しました。
またある人から「たばこを吸いたくなったら水を飲め」と教わり、がぶがぶ水を飲みました。
しかし、水をおなか一杯飲むと、とたんにたばこが欲しくなり、またも失敗しました。
たばこを手元にもたないようにすると、がまんできないときに他人から「1本ちょうだい」といった「貰いたばこ」をするようになり、煙たがられました。
何をしても、どんなに意思を固く持っても、強烈にたばこが吸いたいという欲求は抑えることができません。
半日ほどたばこをがまんして、わかったことがあります。
たばこを吸いたいという欲求は「波」のように訪れるということを。
30分くらいはたばこのことを忘れていたとします。
しかし、とつぜん発作のように「たばこが吸いたい」と身体が暴れ出すのです。
その欲求をなんとか抑えていると、また次の30分たばこを忘れるのです。
その繰り返しがいつまでも続きます。
そんな地獄のような日々を過ごすうちに、私はある禁煙法を知ることになるのです。
その画期的な方法とは、どんな方法だったのでしょう。
それにつきましては、次回のブログにてお話したいと思います。
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